齊藤力公 記者:
こちらの雑居ビルが取り壊され新たな複合ビルに生まれ変わる予定ですが、市によりますと完成が2年ほど遅れるということです。
市民:
できるなら早いに越したことないとは思うが、いろいろな事情があると思うので仕方ないかなと
市民:
新しい施設できてくれたら街中に行くのが楽しみになる
近くの店舗の店員:
(ビルの完成で)県外から来てくれたりきっかけ作りになったら店の認知が広がっていくのかなと。還元を受けたら嬉しい
JR静岡駅北口に建設が予定されている民間の大型複合ビル。
地上25階建てで商業施設やオフィスマン、ションなどが入る予定でしたが完成が2年遅れ2032年度にずれ込むことになりました。
その理由は建設費の高騰です。
総事業費は当初270億円とされていましたが、上振れる見込みとなり設計や工法の見直しが必須になりました。
静岡市では清水区に計画が進められる海洋ミュージアムの総事業費が70憶円以上増額するとみられているほか、県の新しい図書館も当初の予定から1.5倍以上膨れ上がる見込みで建設費の高騰による影響は各地で見られています。
地権者でつくる組合は事業者とフロア計画の見直しなどを急ピッチで進めていて年内にも事業認可に向けた申請を行う方針です。