宮崎県の串間市長選挙で初当選した武田浩一氏は医師不足など課題を抱える串間市民病院の経営改善に取り組む考えを示しました。
9月29日串間市役所では当選証書授与式が行われました。
武田氏がまず取り組みたいと話すのは串間市民病院の経営改善です。
(串間市長選挙で初当選 武田浩一氏)
「今回、病院問題よろしくお願いしますとか両面あるんですよね。病院を立て直してくれというのと病院に対する批判であったりとか」
「公立病院になると午後から診療がなかったりとか週に一回しかない診療があったりするのでもっと行きやすい病院にしてくれとかもあるし」
3月には医師が3人やめており武田氏は来年4月を目途に医師を確保したいとしています。
また市民との対話を増やそうと新たに市役所の1階にも市長室を設けたいとしています。
(串間市長選挙で初当選 武田浩一氏)
「元気な町にしたいんですよ。弱い人たちのためにみんなが一生懸命協力しあっていくような町であれば子どもたちが帰ってくると思うんですよね。元気な町にしたいんですよ」
防災対策については車で高台にスムーズに移動できる避難道路とその周辺に駐車場やトイレを建設したいとしています。新しい市長の任期は10月8日から4年間です。