タイピングの速さと正確性を競う全国大会へ佐賀市の小学生が出場を決めました。毎日続けている高速のブラインドタッチで、全国での優勝を狙います。
小学生とは思えない超高速タイピング。
佐賀市の高木瀬小学校4年生の冨高悠生さん10歳です。
【冨高悠生さん】
「打つとき正確に打てたり速く打てたりすると気持ちいいので楽しい」
悠生さんは9月、小学生対象のタイピングコンテストでエントリー総数のべ130人以上の中から上位12人に選ばれ予選を突破。
10月12日に福島県で開かれる全国大会への出場を決めました。
【冨高悠生さん】
「最初は1秒で3〜2文字だったけれどいま10文字」
練習を始めたのは小学校1年生のとき。パソコンを買ってもらったのをきっかけに、せっかくならタイピングできるようにしようと毎日練習していたら、速く打てるようになったといいます。
この日も、プログラミング教室で黙々とキーボードを叩く悠生さん。さらにスピードをあげるためこんな練習もー。
Q.これは何のため?
【冨高悠生さん】
「下にアルファベットがあって日本語だけ見えるようにしている。集中力切れなくて遅くならないし正確性も上がるから」
悠生さんのタイピングがどれくらい正確で速いのか?
年間300本以上の原稿をパソコンで書いている記者の私が勝負してみました。
【長島記者】
「それではいまから対戦してみたいと思います!よろしくお願いします」
「速すぎる!負けました…」
圧倒的なスピードを前に1単語も打つことができず惨敗…。
しかも、悠生さんは正確性が95.4%とほとんどミスもありません。
実は悠生さんは高校生でも合格するのが難しいタイピング技能検定の1級を取得しているスーパー小学生。
努力によって裏打ちされたハイレベルな技術を武器に全国の猛者たちへ挑みます。
【冨高悠生さん】
「(精度は)90パーセント以上は出していきたい。絶対優勝します」