合志市にある国立病院機構菊池病院は看護師による患者への虐待があったと発表しました。
国立病院機構菊池病院によりますと、7月1日の早朝、40代の男性看護師が近くに患者がいたにもかかわらず、病室の鉄製のドアを開け、押し続けたことにより、患者がドアと壁に挟まれ、左足の指に全治約3週間のけがを負ったということです。
当日の朝、別の職員が患者のけがに気づき、病院が調査し、患者が住む自治体に報告しました。
自治体は7月末に「虐待」と認定。病院は8月、患者の家族に謝罪したということです。
山下 建昭 院長は「再発防止に真摯に取り組む」としています。