愛知県豊田市で29日、名鉄の車内で不審火が起きたことを想定し、消防と名鉄の連携を確認する訓練が行われました。

 訓練は、電車の中などでモバイルバッテリーの発火が増えていることを受けて行われ、名鉄三河線・土橋駅で警察や名鉄の職員などおよそ80人が参加しました。

 電車の中で煙を上げている不審物が見つかったことを想定し、運転士が消防に通報した後、線路の安全を確認してから、はしごを使って乗客を電車の外に避難させる手順を確認しました。

 警察と消防が到着した後は、ケガ人の呼吸や出血などを確認し、搬送の優先順位を決める「トリアージ」も行われました。

東海テレビ
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