鹿児島大学の工学部の学生らが、ICT機器を使って建設技術を学ぶ講義が薩摩川内市で行われ、学生たちは普段、大学では使う機会の無い最新の機材を操作して測量などを実践しました。

この取り組みは、学生らに早い段階で建設現場で主流になりつつあるICT、情報通信を活用した機器の操作を学んでもらい、深刻な人手不足の解消や即戦力になる人材を育てようと行われました。

27日、薩摩川内市で行われた講義では、鹿児島大学で土木工学を学ぶ工学部の学生36人が、機器を販売する代理店の社員の指導を受け、現場で使われている測量機器を操作しました。

学生らは普段は複数人で行うことが多い距離や傾斜の計測を、モバイル端末を活用した少ない人数でもできる方法で実践しながら最新技術を学びました。

参加した学生
「なかなか授業では経験はできないので、しっかり最先端の技術を感じて学ぶことができたので、いい経験ができた」

学生を指導 久永・野元潤さん
「建設業が実際にやっている実務に近い内容をしてもらったので、使いこなすところまでサポートできればと思っている」

鹿児島テレビ
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