JAF福井支部が警察庁と合同で実施した「チャイルドシート使用状況全国調査」の結果によると、福井県内の使用率が過去最高の84.2%となり、全国平均を上回りました。
調査は2025年5月10日から6月14日にかけて全国99カ所で行われ、乗用車に乗っている6歳未満の子供を対象に実施されました。
その結果、福井県内の使用率は84.2%で、前年比16.6ポイント増と大幅に向上。全国平均の82.4%を上回る結果となり、過去最高を記録しました。
福井県内での使用率向上について、JAF福井支部は「これまでチャイルドシート使用率が低かったため、道路の電光掲示板などに使用を促す表示をしたり、チャイルドシート違反者への理由ヒアリングを行ったりした」と説明。こうした取り組みが各メディアで報道されたことでドライバーの意識が向上し、使用率アップにつながったとしています。
JAFでは、6歳以上でも身長150cm未満の子どもにはチャイルドシートの使用を推奨していて、年齢を問わず体格によってはシートベルトが十分な効果を発揮できない場合があるため、ジュニアシートの活用を呼びかけています。
