飲食店のシェフが選んだブドウや黄ニラなど、岡山産の食材を使ったオリジナルメニューが味わえる「岡山市地産メニューフェア」が大阪など関西地方の飲食店15店舗で始まっています。
このイベントは瀬戸内の温暖な気候が生んだ岡山市のブランド農産物の認知度向上と販路拡大を目的に行われているものです。東京など関東地方では3年前から行われていましたが、関西地方では、9月18日から初めて実施されています。
関西15店舗の飲食店シェフが岡山の「ブランド農産物」生産地を実際に視察しメニュー開発
今回参加しているのは、大阪・京都・兵庫にあるイタリアンやフレンチ、日本料理などの飲食店15店舗です。
参加店舗で使用されるのは、ブドウ(シャインマスカット)、黄ニラ、牧石ネギ、千両ナス、れんこんとヨーグルトの6つの食材で、飲食店のシェフが実際に岡山市内の生産地を訪れ、生産者と交流しながら新メニューを開発しました。
岡山の生産者から直接聞いた「こだわり」が独自の創作料理に…関西のシェフの感性に響いた“有意義な時間”
ツアーに参加したシェフからは「生産者から直接こだわりを聞くことで、自分だけの思いでは生み出せない調理方法を思いつくことができそう」、「岡山の素晴らしい食材を知ることができ、有意義な時間だった」、「提供の際は農場や生産者のことを伝えたい」との感想が寄せられたということです。
産地で生産者の声を聞き、検討を重ねたシェフたち。今回のフェアでは神戸牛と牧石ネギ、黄ニラを使った鍋物など関西の食材とコラボした創作料理や、シャインマスカットを白和えに取り入れたり、備南千両ナスを焼きナスにし、ババロアに仕上げたものなどが提供されています。
対象メニュー注文で「岡山の特産品詰め合わせ」が抽選で当たるキャンペーンも
各店舗で対象メニューを注文した人の中から抽選で「岡山の特産品詰め合わせ」が当たるキャンペーンも行われています。
「岡山市地産メニューフェア」は10月16日まで開催されています。初の関西地方での開催について岡山市は、「大阪・関西万博」など、関西圏を訪れる観光客にもこのフェアを通じて、岡山産食材のおいしさに触れて欲しいと話しています。
※「岡山市地産メニューフェア」提供メニューや参加店舗などの情報は特設サイト( https://pr.gnavi.co.jp/promo/okayamashi-fair-2025/ )に掲載。