9月23日は2025年2月に山林火災が発生した岩手県大船渡市にも県の内外から家族連れが訪れました。
現地の見学や海岸の清掃を通して被災の実態について学びました。
これは大手旅行会社・JTBの盛岡支店が大船渡市の復興を応援しようと企画したものです。
23日は県の内外から家族連れなど42人が山林火災で大きな被害を受けた綾里地区を訪れました。
一行は実際に被災した漁港や火の手が間近に迫った神社を巡り、地元のガイドから当時の状況について説明を受けました。
地元ガイド
「真っ黒くなっている。あれは木が焼けた跡。あまりにも危険なので伐採された」
その後、一行は綾里海水浴場へと移動しました。
清掃活動に取り組み、火災で焼けて流れ着いたとみられる木の枝やプラスチックの破片などを拾い集めていました。
滝沢市から参加した人
「山火事のことも知れるし、ごみ拾いという岩手に貢献する活動もなかなかできる機会はないので参加しようと思った」
紫波町から参加した人
「ちょっとびっくり。テレビで見た時より激しい。グサッとくる(火災の)跡を見て」
参加者はいまだ火災の爪痕が残る被災地を目の当たりにし、一日も早い復興を願っていました。