涼しくなってきて、野菜の生育にとっても良い季節です。
連休を挟んで、値段が変わったものがいくつかありました。
それではまいりましょう、追跡!野菜のお値段。
*大松青果 大井山行雄会長
「まず、びっくりしないでくださいね」
*大松青果 大井山行雄会長
「1週間ほど前から富山市の万願寺というところの栗園の出荷が始まりかなり増えてきた。つやのいい栗が出始めている」
*深津アナ
「大粒ですね」
*大松青果 大井山行雄会長
「後はサツマイモ。ベニアズマという品種、これも秋の味覚を代表するもの」
*大松青果 大井山行雄会長
「あとは、ちょっと遅かったんだけれども、秋ミョウガ。今年は気温が高かったので全然入荷がなくて、ここにきて少しやっと出始めた。10月に入るともう少し量が増えて色が赤くなってくる」
*大松青果 大井山行雄会長
「今日は少しコマツナの入荷があるが、ホウレンソウだとかが出てくると秋の野菜も増えてくる。今年は暑かったので、菜っ葉関係の定植が遅れている」
*大松青果 大井山行雄会長
「ナシ。先週末からアキツキ。若干色が濃い。豊水よりも甘みが強くて新しい品種」
*大松青果 大井山行雄会長
「連休が終わって、今日は飛び石連休の中日。その間に大きく相場が下がって安くなった商品。それは、レタス」
*深津アナ
「レタス!」
*大松青果 大井山行雄会長
「連休前から比べると半分くらいの値段になっている」
*深津アナ
「ええー」
*大松青果 大井山行雄会長
「長野県が今の時期、主産地。通常だと川上村(高冷地)の入荷が終わっている状況だけど、今年は遅れ遅れで、1個100円くらいで販売できる価格。連休前は1個198円くらいだったが今週は1個98円もあるかも」
*大松青果 大井山行雄会長
「今からは、その逆のものを紹介」
*深津アナ
「値段が高くなっている?」
*大松青果 大井山行雄会長
「それは、トマト。先週から比べると2割くらい高くなっている。通常だとこの時期、熊本のトマトの出荷がかなりあるが、1カ月ほど遅れている(雨の影響)ですから岐阜産のものしかない。熊本のトマト、または愛知県産の入荷が始まるまでは高値が続く見通し」
*深津アナ
「きょうの注目はサツマイモ」
*大松青果 大井山行雄会長
「秋の味覚の代表。ホクホクとした隣石川県の五郎島金時に代表されるホクホク系と紅はるかに代表されるネットリ系の2大品種がある」
*深津アナ
「こちらが五郎島、こちらが紅はるか」
*大松青果 大井山行雄会長
「ねっとりしている甘みもある」
*大松青果 大井山行雄会長
「五郎島金時です。これはほくほくしています。まあ、どっちがおいしいということはないが。お好み」
*深津アナ
「このサツマイモを使って作るのは?」
*大松青果 大井山行雄会長
「芋けんぴをつくっていきます。使うのは五郎島金時」
*大松青果 大井山行雄会長
「まず切りますね」
*深津アナ
「皮ごと使ったほうがいいですね」
*深津アナ
「水にさらします」
*大松青果 大井山行雄会長
「粉っぽくなるのでそれを防ぐ」
*大松青果 大井山行雄会長
「紅はるかでなくなぜ五郎島を使うかというと、ホクホクしていたほうがおいしいので」
*深津アナ
「水を切って、水けをふきます。サラダ油を温めて太めの所から入れていく」
*深津アナ
「油の温度の目安は」
*大松青果 大井山行雄会長
「150~60度くらいじゃないか、低温でじっくり」
*大松青果 大井山行雄会長
「これで(一度取り出す)芋けんぴのタレを作る」
*大松青果 大井山行雄会長
「まず水(50~100CC)、砂糖(大5)」
*深津アナ
「煮詰めて飴状になるまで」
*深津アナ
「挙げたサツマイモを入れます。ここから煮詰めるかんじ?」
*大松青果 大井山行雄会長
「しょうゆ(小1)、はちみつ(少々)」
*深津アナ
「飴状になってきました」
*大松青果 大井山行雄会長
「このくらいで」
*大松青果 大井山行雄会長
「水あめがコーテイングされているのでサツマイモの甘さが引き立つ」
*深津アナ
「ほくほく感がよく出ているししょう油が入って味に深みが出る」
*大松青果 大井山行雄会長
「富山県には隣の五郎島金時もある、茨城県の紅はるかもある。地域的によいところなので、料理に合わせて使っていただければ」
それでは今週の値段表です。
市場価格、先週との比較です
レタス52%の値下がり、サニーレタスやグリーンリーフなども同じ傾向です。
トマトは19%、約2割の値上がり。
トマトの高値傾向はしばらく続きそうです。
ちなみに表にはありませんが、ミニトマトは価格横ばいです。
お買い物の参考になさってください。