静岡県下田市の歴史的建造物が宿泊施設として営業を始め、9月21日に内覧会が開かれました。
宿泊施設として営業を始めた「雑忠」は伝統の壁塗り「なまこ壁」が目を引く築170年を超える建物で、下田市のまち遺産にも登録されています。
屋敷一部を改装して「奥座敷」と「離れ」がそれぞれ1棟貸しの宿泊施設となり、21日の内覧会では市長や市民、それに観光客が訪れ、当時の職人技が息づく部屋や中庭などをみてまわりました。
所有者・鈴木浩之さん:
中を見てもらって、先ほども少し言いましたが「下田のこんな人と組んだらもっと面白いことができるのでは」と、そんなアイデアをもらえるとありがたい
運営は古民家の宿泊施設などを手がける企業に委託し、収益の一部は修繕費などに充てられる予定です。