長野市の戸隠神社奥社の参道で20日午後、観光客など11人がキイロスズメバチに刺され、4人が搬送されましたが全員軽症ということです。

消防によりますと20日午後3時前、「スズメバチに頭部を5.6カ所刺された」などと消防に通報がありました。

ハチが出たのは戸隠神社奥社参道の中間点にある「随神門」(ずいじんもん)近くで、午後2時半頃、10代未満の子どもから70代までの観光客など11人がハチに刺されたということです。

このうち、富山県の10代の女子児童とその父親を含む10代から60代の男女4人が救急車で長野市内の病院に搬送されました。全員軽症ということです。

近くの杉の木の高さ約3メートルの幹の中にキイロスズメバチの巣が見つかり、業者が駆除しました。

戸隠神社奥社の参道は戸隠を代表する観光スポットで、春から秋にかけて散策を楽しむ国内外の人たちで賑わいます。随神門は参道の入り口から徒歩20分ほどの場所にある赤い色の門で、緑の杉並木とのコントラストが人気を集めています。

長野放送
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