10月1日に熊本県内の畜産団体が統合されるのに伴い、県畜連の閉会式が9月20日に熊本市でありました。
熊本県畜産農業協同組合連合会、いわゆる県畜連の閉会式には、畜産関係者や九州農政局などから、約140人が出席。
県畜連は畜産業の振興などを目的に1948年に設立し、77年にわたり家畜市場の運営などを担ってきました。
一方で、県内の9つの畜産専門の農協が合併し、1995年に熊本県畜産農業協同組合、いわゆる県畜協が発足。
その後、2024年までに残る3つが加わったことで、県内の畜産の農協が一つになり、役目を終えた県畜連は10月1日、県畜協に事業を承継し、合併されます。
県畜連の荒牧弘幸会長は「ついに県下一つの『協同組合』が誕生する。これは畜産関係者などの長年の悲願で大きな転換点」と話し、引継書を県畜協の和田次則組合長に手渡しました。