国内最大級の竜巻から9月19日で2週間。静岡県牧之原市では被害の爪痕が残る中、徐々に復旧に向けた動きも見え始めています。被災地のいまを取材しました。
ようやく秋の気配が感じられた19日の被災地。
女性:
これは屋根を補修してくれたボランティアがやってくれた。屋根にかけても3年くらい大丈夫らしい、耐久性があって
家中の窓ガラスが割れてしまったという女性。
割れた窓には応急処置のシートを張って自宅で生活しています。
女性:
ガラスが掃除機をかけても出てくる、歩くと細かいのが。柱とかにも刺さっていて
家の中ではスリッパが欠かせません。
女性:
(Q.いつ頃元に戻りそう?)想像つかない。まだ何も決まっていないので。ただ…ここにいたいかもしれない
9月5日、牧之原市と吉田町を襲った“国内最大級”の竜巻。
1人が死亡、79人が負傷したほか、1500棟以上の建物で被害が確認されています。
発災から19日で2週間。
罹災証明書の発行に必要な住宅被害の認定調査も加速しています。
牧之原市によると市内での申請数は1100件以上。
このうち2割の調査が終了しました。
富士宮市資産税課・大杉祐樹 主査:
応援に入っている市としてはなるべく牧之原市の手助けになるよう、できる調査を進めていきたい
今後は県外の自治体の支援も受けながら10月上旬までに調査を終えたい考えです。