早くも年末年始に向けた動きが始まっています。

大勢のバイヤーが熱い視線を送るのは、“子ども心”をくすぐるおもちゃです。

福岡市博多区で19日に開かれた商談会には、全国から68社が出展し、1万点以上の最新のおもちゃが紹介されました。

こちらは降り積もった雪のように見えますがゴムでできたおもちゃです。

◆記者リポート
「触り心地ですがマシュマロを持っているようで、とてもふわふわしていて気持ちいい」

ふわふわした手触りですが、ギュッと握ると固まるこのおもちゃ。

近年、暖冬で雪に接する機会が減る中、どこでも雪遊びの疑似体験ができます。

会場には他にも注目の最新おもちゃがずらり!

注目は今年ブームとなっている「平成レトロ」です。

◆カワダ福岡支店 松本智子さん
「親は懐かしくて飛びつくし、子どもは初めてのものだけど、絶対一緒に楽しく遊べるのが(平成レトロの)一番の魅力」

今年の「日本おもちゃ大賞」に選ばれた、その名も「ブタミントン」。

ブタの鼻から空気を出して羽根を打ち合います。

38年前に発売されてヒットしたゲームで、令和発売版では羽根がより軽くなり、小さな子どもでもラリーを続けやすくなりました。

◆記者リポート
「動きはシンプルですけど結構体力がいる、汗かいてきました、楽しいです」

業界団体によりますと、おもちゃの売り上げは少子化が進む中でも5年連続で伸びていて、2023年には初めて1兆円を超えました。

そしてこちらも、家族が集まる年末年始にピッタリ!

7月に発売されたばかりで、場所を取らずカーリングを楽しめます。

◆記者リポート
「負けた~悔しい。実際のスポーツの競技としては体験できないからこそ、卓上でみんなでわいわい楽しめるのはいい」

早くもクリスマスやお正月に向け動き出したおもちゃ業界。

年末年始の売り上げは、実に年間の4分の1を占めるということです。

テレビ西日本
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