警察署から現れた、約100kgの銘柄米を盗んだ疑いで逮捕されたベトナム国籍の男。
窃盗の疑いで逮捕された、チン・クオック・クオン容疑者(42)ら3人です。

3人は2025年5月、群馬・前橋市と伊勢崎市にあるスーパーから「コシヒカリ」や「ゆめぴりか」などの銘柄米約105kgなど、10万6000円相当を盗んだ疑いが持たれています。

3人は別々に店に入りカートに米を載せて盗んでいて、犯行時間はわずか5分ほどでした。

警視庁が拠点の関係先を捜索したところ、「米」と書かれた配送伝票の控えが複数枚見つかったということです。

しかし、盗まれた米が見つかっておらず、すでに売却した可能性があるとみられます。

調べに対し、1人は容疑を認め、他の2人は「全く身に覚えがない」と容疑を否認しています。

警視庁は、3人が同様の犯行を60件ほど繰り返していたとみて、余罪を調べています。

こうした中、広島・三次市では収穫したばかりの新米約400kgが盗まれる窃盗事件が起きました。

9月9日、男性が倉庫の乾燥機から2日前に収穫した米のもみ約400kgがなくなっていることに気づき通報しました。

広島県内では、6月にも熊野町の農家の倉庫から250kg以上の米が盗まれる被害があったばかり。

警察は、いずれも窃盗事件として調べを進めています。

テレビ新広島
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