KTS鹿児島テレビが制作した2つのドキュメンタリー番組が、2025年の日本民間放送連盟賞・中央審査で優秀賞を受賞しました。

日本民間放送連盟賞は、質の高い番組がより多く制作・放送されることなどを目的に、日本民間放送連盟(民放連)が1953年に創設したものです。

このうちテレビ報道番組部門で優秀賞を受賞したのは「警察官の告白」です。一連の鹿児島県警の情報漏えい事件の問題を、関係者の証言をもとに検証した番組で、相次いだ不祥事に正面から向き合い、問題意識を持って取材を積み重ねたという点が評価されました。

また、テレビ教養番組部門で優秀賞を受賞したのは、脳腫瘍を抱えた少年とその家族の20年間の命の記録を通して、“生きる”とは何かを問いかけた「負ケテタマルカ!!」です。息子を思う両親の気持ちが十分伝わり、長期密着取材に取材対象者との信頼関係が見て取れるという点が評価されました。

表彰式は11月に愛知県で開かれる民間放送全国大会の中で行われます。

鹿児島テレビ
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