21日から秋の全国交通安全運動が始まるのを前に、富山県射水市で出発式が行われ、オペラ歌手の澤武紀行さんが歌で交通安全を呼び掛けました。
出発式には取り締まりにあたる警察官や交通安全に取り組む団体の関係者など約150人が出席。
射水警察署の浅野健一署長が「関係機関と連携しながら悲惨な交通事故を1件でもなくす」と訓示しました。
式では、オペラ歌手で県警交通安全うたごえ大使を務める澤武紀行さんが一日警察署長に委嘱され、澤武さんが歌で交通安全の気運向上を後押ししていました。
県内では今年、去年を55件上回る1289件の交通事故が起きており、17人が亡くなっています。
秋の全国交通安全運動は、21日から今月30日までで、「歩行者の安全な道路横断」や「ながらスマホ、飲酒運転の根絶」などを重点に展開されます。