長崎地方裁判所・家庭裁判所に新しい所長が就任し、「デジタル化の推進と利用しやすい裁判所を目指す」と抱負を述べました。
8月19日付けで新しく就任したのは、福岡県出身の金地香枝所長59歳です。
金地所長は東京大学法学部を卒業後、大阪地裁や高裁で判事や2023年5月には大阪国税不服審判所長を務めました。
これまで民事事件を中心に担当し、長崎での勤務は初めてです。
会見で金地所長は「アクセスの悪い離島の現場の状況確認と利便性向上のためデジタル化を進めたい」と語りました。
長崎地方裁判所・家庭裁判所 金地 香枝 所長
「利便性はデジタル化によって大きく向上すると思う。デジタルというツールを使って、できる限り皆さまに使い勝手のよい身近な存在になる裁判所を準備を進めたい」
金地所長は、改正家族法の施行時期が2026年に迫っていることについて「万全に取り組みたい」と述べました。
