10月、行われる宮城県知事選挙をめぐり、参政党は、すでに立候補を表明している和田政宗氏と政策の覚書を結び、独自の候補者の擁立を見送ると明らかにしました。
参政党は、これまで、10月行われる県知事選挙に向け、参院選・宮城選挙区に立候補したローレンス綾子氏など、独自の候補者の擁立を検討していました。
しかし、参政党は、すでに立候補を表明している自民党の元参議院議員・和田政宗氏と政策の覚書を結んだことから9月19日、党として候補者の擁立は見送ると明らかにしました。
参政党は、今回の決定について「長期多選の弊害を抑制し、健全なガバナンスを取り戻すこと。水道・移民・葬送再生可能エネルギーといった県政の優先課題を前進させることの2点を優先した結果」としています。
一方、和田氏に対し、党として推薦はせず、党員に対しても個人の意思による投票に任せるとしています。
県知事選挙をめぐっては、これまでに現職と新人のあわせて5人が立候補の意向を表明していて、このあと、さらに新人1人が立候補の意向を表明する見通しです。
宮城県知事選挙は、10月9日に告示され、26日に投開票されます。