子どもたちに文化・芸術に親しんでもらおうと、島根県益田市の小学校で、地元ゆかりの水墨画家・雪舟にちなんで児童たちが「墨絵」を体験する教室が開かれました。

益田市の鎌手小学校で児童たちが筆を手に描いているのは墨絵、水墨画です。
子どもたちに文化や芸術に親しんでもらおうと、“墨絵の祖”と呼ばれる地元ゆかりの水墨画家・雪舟にちなんで益田市などが開いた墨絵教室です。
日本水墨画美術協会の濱中応彦さんから手ほどきを受けながら、5年生と6年生合わせて10人が筆を執りました。

教室では、墨の濃淡による表現やスポンジや段ボールなどに墨を付けてさまざまな形を表現する方法を教わると、児童たちは花火や竹、山の風景などを思い思いに描いていきました。

児童:
水の量を注意するのが難しかったです。

児童:
書くのが難しかったですが、書いてみると面白いものができ楽しかったです。

墨絵教室は引き続き益田市の小学校10校で開かれ、児童たちが描いた作品は、11月に開かれる美術展で展示されるということです。

TSKさんいん中央テレビ
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