局地的に激しい雨が降った9月18日の山陰地方。
活動が活発な秋雨前線が南下したためで、JRのダイヤにも影響しました。
一方で気温は上がらず、真夏のような暑さがようやく収まりました。

松江市では、通勤や通学の時間帯に土砂降りに。
傘を差しても、ほとんど役に立たないくらいの強さの雨でした。
雨は18日未明から午前にかけて局地的に激しく降り、大山町塩津で48.0ミリ、江津市桜江で47.5ミリなど滝のような雨となりました。
このため、JRのダイヤが乱れ運転の見合わせが山陰線の西出雲ー益田間や鳥取ー倉吉間などで相次ぎ、山陰の東西を結ぶ特急列車も複数の区間で運休が続きました。

また各地で落雷が発生した中、鳥取市ではその落雷が原因と見られる山火事が発生しました。
鳥取市用瀬町で18日6時半ごろ、「三角山の頂上から煙と黒煙、炎が見える」と消防に通報がありました。
この火事で、現場付近の三角山神社近くにあった小屋が焼けたということです。
三角山では3年前にも落雷が原因とみられる火事があり、三角山神社の本殿が焼失、2024年12月に再建されたばかりだということです。

一方、この雨で気温が変化、18日の最高気温は鳥取で26.2℃、松江で27.7℃、米子で27.9℃と30℃越えの暑さから一気に6℃から8℃程下がり、平年並みの9月らしい気温に落ち着きました。

市民:
ちょっと寒いくらいで、長袖を着てきました。

市民:
暖かくなったり寒くなったりを繰り返すと体調を崩してしまいそう。

19日は一時的に回復する見込みですが、厳しい残暑には戻らないようです。
前線の南下による雨で、ようやく少し季節が進みました。

19日は松江などで一時的に天気が回復しますが、最高気温は30℃に届かない見込みです。
その後、天気は周期的に変わる予想で、来週中ごろにかけても厳しい残暑は収まりそうです。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

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