「今日は時間があるから、たくさん片づけたい」と思うときも、15分片づけを一単位として、休憩をはさみながら何単位かしたほうが疲れません。

タイマーをセットすると、「作業の終わり」が明確になるので集中して片づけられます。

作業前にゴールのイメージを

・ゴールと手順をイメージする
作業を開始する前に、これから自分がどんな状態をつくり上げるのか、片づけのゴールと手順を意識しておくと、横道にそれにくくなります。

バッグの中の片づけを例に挙げて、説明します。ゴールは、バッグを使いやすくすること。

手順は、
【1】中身を全部出してゴミを捨てる
【2】不要なものは所定の位置に戻し、必要なものだけをバッグの中に戻す。

これだけですが、イメージしておくと短時間で終わります。

テレビなど気を散らすものは「オフ」に(画像:イメージ)
テレビなど気を散らすものは「オフ」に(画像:イメージ)

・気を散らすものは排除する
片づけを始める前に、気を散らすものはすべて取り除きます。外的なものと、自分の中にある内的なものがありますが、外的なものの代表は家族です。

できるだけ家族の邪魔が入らない時間、たとえば、早朝に片づけます。さらに、テレビやラジオを切る、スマホも切るか、機内モードやサイレントにしておくと集中しやすいです。