岐阜県の9月定例議会が開会し、次世代型路面電車=LRTに関する調査費などを盛り込んだ補正予算案が提出されました。
江崎岐阜県知事:
「岐阜県域のまちづくりの一環として、新しい交通システムの導入の可能性に関する調査などを実施いたします」
一般会計の総額で191億円あまりの補正予算案には、LRTの運行体制や採算性について調査する3000万円の費用が計上されています。
県はJR岐阜羽島駅から岐阜駅、東海環状道の岐阜インターなどを結ぶルートを想定し、10年後の導入の可能性を検討するとしています。
予算案にはこのほか、今年6月から8月にかけての大雨の影響で被害を受けた道路や橋などの復旧費用も盛り込まれています。