福岡県北九州市で去年12月に起きた中学生殺傷事件で、逮捕された男が事件直前に被害者を一方的に認識し、追いかけたとみられることが新たに分かりました。

平原政徳容疑者は去年12月、北九州市小倉南区のファストフード店で、当時中学3年生の男女2人を刃物で刺して1人を殺害するなどした疑いで逮捕され、16日に鑑定留置が終了しました。

その後の捜査関係者への取材で、平原容疑者が事件直前に店の外で被害者2人を一方的に認識し、追いかけて店の駐車場に入ったとみられることが新たに分かりました。

平原容疑者が逮捕後の調べに対し「事件直前に生徒と目が合った」という趣旨の供述をしていたことも分かっています。

平原容疑者については勾留期限となる9月26日まで詰めの捜査が続けられ、検察が平原容疑者を起訴する方針だということです。

テレビ西日本
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