漫画「名探偵コナン」の作者・青山剛昌さんの作品などを展示する鳥取県北栄町の「青山剛昌ふるさと館」が新築移転することになり、9月16日、安全祈願祭が営まれました。

北栄町であった安全祈願祭には、町や工事の関係者が集まり、手島町長などが鍬入れをしたあと、玉ぐしを捧げて工事の安全を祈りました。

「青山剛昌ふるさと館」は2007年に開館。
名探偵コナンを中心に、青山さんの原画やキャラクターのフィギュアなどを展示し、これまでに国内外から200万人以上が訪れる県内でも人気のスポットです。

しかし、建物の老朽化に加えバリアフリーの対応が不完全であることなどから、町が総工費31億8000万円をかけ、今の場所から700メートル南側の町有地に新築移転を決めました。

施設は今と同じ2階建てで、展示室やショップのほか、新たに大山や町内を一望できる展望室や多目的スペースなども設置。延べ床面積は、約3000平方メートルで現在の3倍の広さになります。

北栄町・手嶋町長:
待ちに待ったとファンの方は当然ですが観光客、なによりも地元に愛される施設になってもらいたい。

工事は17日から始まり、2027年春のオープンを目指します。

TSKさんいん中央テレビ
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