14日午後、長野県松本市の国道で、乗用車とワンボックスカーが衝突する事故があり、子どもを含む7人が病院に搬送されました。このうち50代の男性が死亡しました。
14日午後2時半前、松本市波田の国道158号線で乗用車とワンボックスカーが衝突する事故がありました。いずれも県外ナンバーで、大人5人と子ども2人の男女合わせて7人が病院に搬送されました。
このうち普通乗用車を運転していた神奈川県厚木市の59歳男性が心肺停止の状態でドクターヘリで松本市内の病院に運ばれ、その後、腹腔内出血により死亡が確認されました。同乗の妻の58歳女性は右足股関節脱臼で軽傷の模様です。もう一人、家族が乗っていましたが、けがはありませんでした。
また、ワンボックスカーには福井県大野市の夫婦2人と小学生と園児の子ども2人が乗っていて、いずれもけがはありませんでした。
現場はアルピコ交通上高地線の新島々駅から西へ1キロほどの場所で、普通乗用車から見て、緩やかな左カーブです。警察は普通乗用車がセンターラインを越えて、対向車線にはみ出し、ワンボックスカーに衝突したとみて、事故の原因を調べています。
国道158号線は松本市と上高地や岐阜県高山市方面を結ぶ幹線道路で、事故現場周辺は観光シーズンには多くの車両が利用します。