9月12日夜、猛烈な雨が降った三重県四日市市では一夜明け、浸水被害を受けた商店街などで、片付け作業に追われました。
四日市市では12日夜、1時間あたりの降水量が観測史上最大となる123.5ミリの猛烈な雨を観測し、近鉄四日市駅や周辺などが浸水しました。
一夜明けた13日朝、道路には水に浸かり動けなくなったとみられる車が道路をふさぎ、レッカーで運ばれていました。
(リポート)
「大雨の影響であたり一帯が冠水した四日市市の商店街です。あちらの壁、色が変わっています。高さ20センチほどでしょうか、水に浸かっていたことがうかがえます」
商店街にある理髪店では、店内に溜まった泥を水で流すなど、片付けの作業に追われていました。
理髪店店主:
「この辺まで水が入ってきた。タオル入れも、ぷかぷか浮いていた。こんなことになるとは」
近鉄四日市駅前の地下駐車場では、大量に流れ込んだ雨水を、ポンプを使って吸い出す作業が行われていました。
女性:
「地下2階は完全に水がつかってしまったと聞いた。地下2階に停めちゃってます」
東海3県は14日夜遅くにかけて、非常に激しい雨の降る所がある見込みで、気象台は引き続き、土砂災害や低い土地の浸水などに注意・警戒するよう呼びかけています。