敦賀市にある廃炉作業中の高速増殖炉「もんじゅ」の敷地内で検討されている新試験研究炉の設置をめぐり、日本原子力研究開発機構は12日、2025年度に行うボーリング調査の概要を発表しました。
 
「もんじゅ」敷地内への新試験研究炉の設置をめぐっては2024年、国土地理院が敷地内に活断層の存在が推定されることを指摘しました。
 
これを受けて日本原子力研究開発機構は12日、2025年度に行う6本のボーリング調査の概要を発表。活断層と推定される地形の南端部では、長さ約100メートル、120メートル、200メートルの斜めのボーリング調査を予定しています。
 
また、建設候補地3カ所のうち、もんじゅの東側にある1つの候補地でも2025年度に3本のボーリング調査を行うとしています。

福井テレビ
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