「報道を止める」とウソを言って現金をだまし取った疑いで、三重県警の警察官が9月12日、懲戒免職となりました。
三重県警によりますと、県内の警察署に勤務する男性警部補(47)は今年4月、自らが捜査していた事件の関係者の男性から現金50万円をだまし取った疑いが持たれ、13日書類送検されました。
事件について報道されることを恐れた男性に対し、「報道を止めるには、しかるべき人たちを接待する必要がある」として、接待費用を要求していたということです。
警部補は「現金を受け取ったことは間違いないが、だまし取るつもりはなかった」と容疑を否認していますが、警察は12日付で懲戒免職としました。