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プレスリリース配信元:エムスタイルジャパン株式会社
-エムスタイルホールディングスが国際特許を出願-
天然アナツバメの巣ブランド「BI-SU」「MIRANEST」を展開するエムスタイルホールディングス株式会社(本社:福岡市中央区、代表取締役:稲冨幹也)は、学校法人麻布獣医学園(所在地:神奈川県相模原市)との実験により、天然アナツバメの巣エキスが、抗がん剤治療の副作用軽減に繋がる世界初の可能性を発見しました。
本研究は、血液細胞を生み出す“大もとの細胞”である「造血幹細胞」を保護するという、これまで報告例のない画期的なアプローチを示すものです。この成果に基づき、2025年8月29日に国際特許(PCT/JP2025/030615)を出願いたしました。
■研究の背景
がん治療における厳しい現実 ― 副作用という大きな壁強力な抗がん剤は、がん細胞を攻撃する一方で、正常な細胞、特に活発に分裂する血液細胞や消化管の細胞にも大きなダメージを与えてしまいます。その結果生じる白血球の減少(免疫力低下)、貧血、血小板減少、深刻な体重減少といった副作用は、患者様のQOL(生活の質)を著しく低下させ、時に治療の継続そのものを困難にする大きな課題でした。
科学が解き明かす、伝統食材の新たな価値 ― ツバメの巣が持つ未知の可能性
楊貴妃も愛したとされる「ツバメの巣」。私たちはその歴史と食経験の裏付けに甘んじることなく、その価値を科学的に解明することを使命としてきました。この度の共同研究で、ツバメの巣エキスが持つ下記の可能性が示唆され、がん治療に新たな光を当てるものとして期待されます。
■研究成果のポイント
【血球数の維持】抗がん剤治療に伴う、白血球、赤血球、血小板といった血液細胞の減少を抑制する可能性が示されました。【QOL(生活の質)の維持向上】治療中に見られる体重減少を抑えるとともに、貧血の改善・予防に繋がることが期待されます。
【造血幹細胞の保護】骨髄に存在する、血液細胞を生み出す大もとの細胞「造血幹細胞」の減少を抑え、維持する作用が示唆されました。
【治療継続への貢献】副作用が軽減されることで、患者様が治療計画を継続しやすくなり、治療選択肢の拡大に繋がる可能性があります。


これらの知見は、アナツバメの巣エキスが、がん治療における副作用と闘うための新しいアプローチとなり得ることを示しています。
■特許出願の内容
国際特許出願の概要 ― 世界が認める新規性この度の研究成果は、その新規性と進歩性が認められ、国際特許出願に至りました。
発明の名称: 抗がん剤副作用抑制剤、副作用抑制用食品組成物、貧血改善予防剤及び貧血改善予防用食品組成物
出願形態: 国際特許出願(PCT出願、整理番号MSJPM25001)
■今後の展望 ― 自然の恵みを、確かな科学で未来の医療へ
今回の発見を大きな一歩とし、今後はヒト医療や、家族の一員であるペットたちの獣医療領域への応用も視野に入れ、さらなる研究開発を推進してまいります。自然の恵みが、より多くの人々と動物たちの健やかな未来を支える。その実現に向け、私たちは挑戦を続けます。■会社概要
エムスタイルホールディングス株式会社代表取締役:稲冨 幹也
所在地:福岡市中央区今泉
事業内容:グループ会社にて、100%天然アナツバメの巣を原料としたインナーケア・コスメブランド「BI-SU(ビース)」、ペットケアブランド「MIRANEST(ミラネスト)」を展開。原料の採取から研究、製品開発までを一貫して手掛ける。
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