およそ7万棟が浸水し10人が死亡した「東海豪雨」から25年となる2025年9月11日、名古屋市西区で被害を語り継ぐ集会が開かれました。
2000年9月11日から12日にかけて東海地方を襲った豪雨では、庄内川の支流・新川の堤防が決壊するなどして、名古屋市のおよそ4割が浸水するなど各地に大きな被害が出ました。
9月11日、決壊した堤防沿いにある西区の公園で集会が開かれ、地元の住民らおよそ30人が参加しました。
参加者:
「息子と私と、犬を飼っていたので息子が犬をおんぶして学校に行ったんですけど。すごい緊張感があって、えらいことになっているなって」
参加者は明かりをともした灯篭を並べて黙祷し、復興のシンボルとして水仙の球根およそ60個を植えました。