山形市で、東北と北海道の商工会議所の担当者が集まり、地域活性化に向けたお互いの事業を共有した。

この会議は、東北6県と北海道の商工会議所が行っている地域経済活性化に関する事業を共有するために開かれた。

今回は計87の商工会議所が一堂に会し、県内からも山形市・酒田市など7つの商工会議所の担当者が出席した。
会議では各県の具体的な事例が紹介された。

たとえば、北海道の中部に位置する名寄市は、札幌への物流の中継拠点だが、トラックドライバーが休憩できる場所が極端に少ない。

これに対し、新たに整備されるインターチェンジに、ドライバーが立ち寄れる場所を設けたり、道の駅のような地場産品の販売施設を設けたりすることで、複合的な魅力を作ろうとする取り組みを発表した。

(東北六県商工会議所連合会・藤崎三郎助会長)
「私たちはお互いの知恵を出し合い、課題解決に向けた具体的な連携策を生み出す。山積する課題を乗り越えていく」

参加者は地域ごとの課題や対策を知り、自身の地域に活かすためのヒントを得ていた。

さくらんぼテレビ
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