イスラエル軍は、イエメンの親イラン武装組織フーシ派の拠点を空爆し、160人以上が死傷しました。
攻撃を続けるフーシ派への報復だとしています。
イスラエル軍は10日、イエメンの首都サヌアなどにあるフーシ派の軍事施設や燃料貯蔵施設を空爆したと発表しました。
イスラエルに対する度重なる攻撃への報復だとしていて、ネタニヤフ首相は「我々を攻撃するいかなる者も追及する」と強調しました。
一方、フーシ派は、イスラエルの主張を否定し、新聞社など民間施設が標的にされたと反発し、攻撃で35人が死亡、130人以上が負傷したと発表しました。
フーシ派とイスラエル双方の攻撃は激化していて、フーシ派は7日、イスラエルの空港をドローンで攻撃し、2人が負傷しました。