同居する兄とみられる遺体を4か月間、自宅に放置した弟が逮捕されました。
死体遺棄の現行犯で逮捕された自称札幌・南区の無職、吉川誠司容疑者(59)は9月10日午後3時40分ごろ、兄の安否確認に来た区役所職員に「兄は5月ごろに亡くなっている」と話しました。
職員の通報で現場に駆け付けた警察官が居間の床の上で布団がかけられたあおむけの遺体を見つけました。
遺体は2025年春ごろから9月10日までの4か月間放置され損傷が激しく、外傷は確認できていません。
吉川容疑者は「亡くなった人を埋葬しなければならないことは分かっていました」と話しています。
警察は遺体の身元の特定を急ぐとともに、死因を調べています。