ポーランドは10日、領空内に侵入したロシア軍のドローンを撃墜したと発表しました。
ポーランドによりますと、領空に侵入したのはロシア軍のドローン19機で、その多くがロシアの同盟国・ベラルーシから侵入したものでした。
ポーランドはNATO(北大西洋条約機構)の加盟国と連携して対応し、少なくとも3機を撃墜、現場からはドローン7機とミサイル1発の破片が見つかったということです。
ロシアのウクライナ侵攻以降、NATO加盟国によるロシアへの攻撃が公表されたのは初めてです。
ポーランドは「安全保障上の脅威」として、NATOに緊急協議を要請しました。
一方、ロシア国防省はポーランド領内を攻撃する計画はなかったとした上で、ポーランド国防省と協議する用意があると発表しました。