理想の管理職になるためのアプローチを集めてみました。

担当者:
経営に向かい風になるようなリスクが起きた。

上中勇樹キャスター:
研究開発失敗!頑張って研究開発したのに…。

上中キャスターが挑戦しているのは、ソフトバンクも取り入れている仕入れから生産・販売までをイメージできるビジネスゲームです。

10日から幕張メッセで初開催されている「理想の管理職EXPO」。
管理職について考える管理職向けの展示会です。

RX Japan・細野圭事務局長:
“管理職は罰ゲーム”という表現も最近出ているが、そういう方々がいないと組織は回らない。重要な役割を担っていることを認識してもらえればと思う。

エン・ジャパンの調査によると、「管理職になりたくない」「どちらかといえばなりたくない」と答えた人は合わせて50%で、そのうち半数が「自分は管理職に向いていないから」と回答し、管理職を目指さない社員の増加が課題となっています。

展示会には管理職向けのサービスを提供する企業53社が出展しました。

今後管理職になるかもしれない上中キャスターも、AI(人工知能)の部下との1on1を体験しました。

上中勇樹キャスター:
最近のお仕事の調子はいかがですか?と問い掛けてみます。

AI部下:
最近は会社全体で色々と「改善を」とか言われることが多くて…。正直、今のペースでやっていければ十分だと思うんですけどね。

上中勇樹キャスター:
改善の話が多いということなんですが、どんな内容なんでしょうか?と問い掛けていきます。

AI部下:
生産性向上だとか、効率化だとか、そういった話ですね。上からは「もっと数字を上げろ」みたいな感じで降りてくるんですが…。

上中勇樹キャスター:
かなり相手のレスポンスも具体的ですね。実際にこういった方がいそうな。

AIシミュレーションを通して1on1のスキルを身につけ、返答の傾向や課題を可視化できます。

次に体験したのは、性格や価値観などが一目で分かり、自分のタイプを把握できる適性検査です。

上中勇樹キャスター:
トラブルが発生したときに「何が起きたのかが気になる」「部下の心情が気になる」。どちらかというと何が起きたのかが気になります。

いくつかの質問に答えた結果は…。

上中勇樹キャスター:
「直感・論理タイプ」という結果が出ました。面白いですね。ちょっとみんなで見たいですね。

主催者は、この展示会を管理職の悩みや課題を解決するきっかけにしたいといいます。

RX Japan・細野圭事務局長:
「自分はこのやり方でいいんだ」とか、新しい気付きが芽生えていくと次のステップアップにつながる。均一的でなく、その方に合ったソリューションが見つかればと思っている。