アメリカのヘグセス国防長官は中国の董軍国防相とオンライン会談を行い、「中国との対立は望んでいない」と伝えました。

両国防相の会談は、第2次トランプ政権発足後で初めてです。

会談でヘグセス長官は「アメリカは中国との対立を望んでおらず、体制転換を求めたり、中国を締め付ける意図もない」と伝えた上で、「アメリカはアジア太平洋地域において極めて重要な利益を持っており、それらを断固として守る」と述べました。

一方、中国国防省によりますと、董国防相は南シナ海を巡り、「台湾独立を武力で支援したり、台湾を利用して中国を封じ込めようとするいかなるたくらみも必ず失敗に終わる」とした上で、「特定の国による侵害や挑発に加え、域外の国による意図的な混乱の扇動」に断固とした反対を表明したということです。

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