北海道釧路市で、17歳の少年を金属バットで殴るなどしてケガをさせたとして、39歳の男と17歳の少年の2人が傷害の疑いで逮捕されました。

 逮捕されたのは、いずれも帯広市に住む、自称建設業の男(39)と、17歳の無職少年の2人です。

 2人は8月17日午後10時30分ごろ、釧路市の施設敷地内で、釧路市に住む会社員の少年(17)に対し、金属バットで脇腹を殴ったり、頭を蹴ったりするなどし、ケガを負わせた疑いがもたれています。

 暴行を受けた少年は、頭部打撲や脳挫傷などで全治17日の重傷です。

 警察によりますと事件当時、「30人くらいの男同士がけんかしている」とケガをした少年の知人から110番通報があったということです。

 少年らはそれぞれ、帯広と釧路のグループに分かれていて、帯広勢の方が人数が多かったとみられています。

 警察が駆けつけた際、少年らは一斉に逃走しましたが、通報者への聞き取りや防犯カメラの解析などで捜査を進め、2人を逮捕しました。

 警察は乱闘に至る経緯を調べるとともに、他にも事件に関わった者がいたとみて、捜査を続けています。

北海道文化放送
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