オホーツクの北海道美幌町で大量の家庭ごみを不法投棄したとして66歳の男が書類送検されました。
ほかにも不法投棄した人がいるとみられ、町は数百キロ単位のごみの処理に頭を抱えています。
9月8日、北海道北見市に住む会社員の男が美幌町豊岡の森林に約2.8キロのごみを不法投棄したとして書類送検されました。
男は「ごみの分別が面倒だった」と容疑を認めています。
10日、町の職員とともに現場に行ってみると…
「(Q:タイヤとか?)そうなんです。タイヤだとか家電家具、ブラウン管テレビですね」(美幌町 稲場 崇仁さん)
町民から通報を受けた4月以降、町は800キロ以上のごみを処分してきました。
しかし、いまだに炊飯器などの大量のごみが…
「ちょっと増えてる感じはあるね」(稲場さん)
なかにはガソリンなどを運ぶ携行缶も。
何かが入った状態で、可燃性のものであれば山火事の恐れもあります。
「こういう現状がなければ僕らも通常業務ができるんですけど。本来業務がこういうのがあると進まない現状があります」(稲場さん)
警察はほかにも不法投棄している人がいるとみて捜査しています。