これまで2人あわせて644回の献血をした双子の兄弟がいます。11日70歳を迎えるのを前に2人で最後の献血に訪れました。
献血に訪れたのは佐賀市に住む西村晃さん(兄)・敏幸さん(弟)兄弟です。
現在の法律では献血ができるのは69歳まで。2人は、11日70歳になるのを前に「最後の献血」に訪れました。
20代前半に献血をはじめ、10日で兄の晃さんが270回目、弟の敏幸さんが376回目です。献血が終わると、長年の協力に感謝し、花束が手渡されました。
Q.「最後の献血」迎えていかがですか
【兄・晃さん】「寂しい思いはありますね。習慣づいてたもんでですよ。行くのが当たり前化しててですね」
【弟・敏幸さん】「つくづく、この献血してて人助けに結びついているんだというのを非常に実感したのを覚えている」
Q.県内の献血者は減少傾向ですが
【兄・晃さん】「「したことなかけん行ったことなかけんやんね。入り口はね」
【弟・敏幸さん】「知らない人がいたらこんな風なこうですよということを伝えていきたいなとそれも一つのボランティアかな、今後も献血者が増えることのお役に立てたら」
県赤十字血液センターによりますと、現在O型の血液が不足していて10代から30代の若年層の献血者が減少傾向だということです。
県赤十字血液センターは「若い人にも献血に来てほしい」と呼びかけています。