井原市井原町の介護用品販売業「福屋本店」が、岡山地方裁判所倉敷支部から破産手続きの開始決定を受けたことが民間の信用調査会社の調べでわかりました。

東京商工リサーチ岡山支店の発表によりますと、「福屋本店」は1951年創業で、長年家具インテリア商品の販売を手がけ、1997年6月期には売上高1億8000万円を計上し、安定した財務を維持していたということです。

しかし、その後は住宅環境の変化や同業者との競合激化もあり商況は後退、そのため、ベッドを中心とした介護用品の販売・レンタルを始め挽回を図りましたが、少人数体制で基盤も拡大できず、2022年6月期には売上高8000万円まで落ち込んでいたということです。

負債額は現在調査中です。

岡山放送
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