プレスリリース配信元:株式会社テクリコ
株式会社テクリコ(本社:大阪府大阪市、代表取締役:杉山 崇)の「リハまる」開発部門は、過去1年以内に何らかのリハビリを受けたことがある65歳以上の男女を対象に「高齢者のリハビリと最新技術の活用に関する意識調査」を実施しました。この調査から、高齢者のリハビリに対する悩みや不安、リハビリにおける最新技術の活用に対する意識などが明らかになりました。
<背景>
介護や医療の現場では、リハビリの「継続性」と「効果の実感」が課題とされています。近年は、最新技術を活用した新しい形のリハビリが注目され始めていますが、高齢者自身がこれらの新技術をどう受け止めているかの定量データはほとんど存在しません。そこで「リハまる」は、高齢者の「最新技術を活用したリハビリサービス」への意識を明らかにするため「高齢者のリハビリと最新技術の活用に関する意識調査」を実施しました。
<調査サマリー>
・過去1年以内にリハビリを受けた高齢者の4割以上が、リハビリを受けている際、何らかの悩みや不安を抱えている
・リハビリについての悩みや不安で最も多いのは、「効果がわからないこと」
・過去1年以内にリハビリを受けた高齢者の約85%が、リハビリに最新技術が使われることに少なからず興味がある
・過去1年以内にリハビリを受けた高齢者の8割以上が、今後リハビリを受ける際に、最新技術を活用したリハビリを実際に体験してみたいと考えている
・過去1年以内にリハビリを受けた高齢者の5割弱が、“MR”や“VR”といった技術を知らない
・過去1年以内にリハビリを受けた高齢者の6割以上が、MR・VR技術を活用したリハビリが、“楽しくできる”、“動作がわかりやすい”、“成果が実感できる”、といった特徴があれば、リハビリの継続意欲は高まると考えている
<調査概要>
調査期間:2025年8月20日~8月22日
調査方法:インターネット調査
調査対象:過去1年以内に何らかのリハビリを受けたことがある高齢者(65歳以上の男女)
調査人数:328名
モニター提供元:RCリサーチデータ
過去1年以内にリハビリを受けた高齢者の4割以上が、リハビリを受けている際、何らかの悩みや不安を抱えている
まず、「リハビリを受けている際、何か悩みや不安はあったか」を尋ねる設問への回答では、「いいえ」が56.1%、「はい」が43.9%という結果になりました。この結果から、過去1年以内にリハビリを受けた高齢者の4割以上が、リハビリを受けている際、何らかの悩みや不安を抱えていることが明らかになりました。
リハビリについての悩みや不安で最も多いのは、「効果がわからないこと」
次に、リハビリを受けている際、悩みや不安があったと回答した人を対象に「リハビリについての悩みや不安はどのようなものか」を尋ねる設問への回答では、1位が「効果がわからない」で70.1%、2位が「痛みがつらい」で38.9%、3位が同率で「飽きる」と「続かない」で14.6%という結果になりました。この結果から、リハビリについての悩みや不安で最も多いのは、「効果がわからないこと」であることがわかりました。
過去1年以内にリハビリを受けた高齢者の約85%が、リハビリに最新技術が使われることに少なからず興味がある
続いて、「リハビリに最新の技術が使われることについて、どのような印象を持つか」を尋ねる設問への回答では、1位が「興味がある」で37.5%、2位が「少し興味がある」で32.0%、3位が「大変興味がある」で15.2%という結果になりました。1位から3位の回答を合計すると回答率約85%となり、この結果から、過去1年以内にリハビリを受けた高齢者の約85%が、リハビリに最新技術が使われることに少なからず興味があることが判明しました。
過去1年以内にリハビリを受けた高齢者の8割以上が、今後リハビリを受ける際に、最新技術を活用したリハビリを実際に体験してみたいと考えている
また、「今後リハビリを受ける際に、最新技術を活用したリハビリを実際に体験してみたいか」を尋ねる設問への回答では、「はい」が81.4%、「いいえ」が18.6%、という結果になりました。この結果から、過去1年以内にリハビリを受けた高齢者の8割以上が、今後リハビリを受ける際に、最新技術を活用したリハビリを実際に体験してみたいと考えていることが明らかになりました。
過去1年以内にリハビリを受けた高齢者の5割弱が、“MR”や“VR”といった技術を知らない
次に、「あなたは“MR(Mixed Reality=複合現実)”や“VR(Virtual Reality=仮想現実)”といった技術を知っているか」を尋ねる設問への回答では、1位が「両方とも知らない」で48.2%、2位が「VRだけ知っている」で37.8%、3位が「両方とも知っている」で11.3%、4位が「MRだけ知っている」で2.7%という結果になりました。この結果から、過去1年以内にリハビリを受けた高齢者の5割弱が、“MR”や“VR”といった技術を知らないことがわかりました。
過去1年以内にリハビリを受けた高齢者の6割以上が、MR・VR技術を活用したリハビリが、“楽しくできる”、“動作がわかりやすい”、“成果が実感できる”、といった特徴があれば、リハビリの継続意欲は高まると考えている
調査の最後、「MR・VR技術を活用したリハビリが“楽しくできる”、“動作がわかりやすい”、“成果が実感できる”といった特徴があれば、リハビリの継続意欲は高まると思うか」を尋ねる設問への回答では、1位が「はい」で61.6%、2位が「どちらとも言えない」で34.1%、3位が「いいえ」で4.3%という結果になりました。この結果から、過去1年以内にリハビリを受けた高齢者の6割以上が、MR・VR技術を活用したリハビリが、“楽しくできる”、“動作がわかりやすい”、“成果が実感できる”、といった特徴があれば、リハビリの継続意欲は高まると考えていることが明らかになりました。
まとめ
今回の調査により、過去1年以内にリハビリを受けた高齢者の4割以上が、リハビリを受けている際、何らかの悩みや不安を抱えており、こうした人のリハビリについての悩みや不安で最も多いのは、「効果がわからないこと」であることが明らかになりました。また、過去1年以内にリハビリを受けた高齢者の約85%が、リハビリに最新技術が使われることに少なからず興味があり、過去1年以内にリハビリを受けた高齢者の8割以上が、今後リハビリを受ける際に、最新技術を活用したリハビリを実際に体験してみたいと考えていることがわかりました。尚、過去1年以内にリハビリを受けた高齢者の5割弱が、“MR”や“VR”といった技術を知らない一方で、過去1年以内にリハビリを受けた高齢者の6割以上が、MR・VR技術を活用したリハビリが、“楽しくできる”、“動作がわかりやすい”、“成果が実感できる”、といった特徴があれば、リハビリの継続意欲は高まると考えていることが判明しました。
本調査の結果から、過去1年以内にリハビリを受けた高齢者の6割以上が、MR・VR技術を活用したリハビリが、“楽しくできる”、“動作がわかりやすい”、“成果が実感できる”、といった特徴があれば、リハビリの継続意欲は高まると考えていることがわかりました。株式会社テクリコが開発・提供するMRリハビリテーションシステム「リハまる」は、MR(複合現実)の最先端技術を用いて3D空間内で日常生活に即したリハビリトレーニングを楽しみながら行えるシステムです。また、直感的に行えるため動作もわかりやすく、成果が可視化されるため患者様のトレーニング意欲の向上にも貢献します。
調査実施会社
株式会社テクリコ
所在地:〒530-0001 大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル23階
代表取締役:杉山 崇
事業内容:ITコンサルティング、Webシステム開発全般、ソーシャルアプリ開発全般、Androidアプリ開発・iPhoneアプリ開発、メディカルヘルスケア分野におけるソフトウェア・システムの研究開発、製造、販売及び運営
URL:https://techlico.co.jp/
MRリハビリテーションシステム「リハまる」
株式会社テクリコが開発・提供するMRリハビリテーションシステム「リハまる」は、MR(複合現実)の最先端技術で3D空間での立体的リハビリトレーニングをご提供するシステムです。医科大学との共同研究を行い医療理論に基づいた効果が期待できるプログラムを厳選して搭載しています。患者様には3D空間でのトレーニングを通じて意欲の向上を促し、スタッフには準備や片付けの時間短縮によって業務負担を軽減します。訓練データは自動で記録・可視化され、チーム内でのスムーズな情報共有も実現します。詳細は以下をご覧ください。
MRリハビリテーションシステム「リハまる」:https://rehamaru.jp/
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データ提供 PR TIMES
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