9月10日は世界自殺予防デーです。命の大切さを呼びかけるパネル展が岡山市役所で始まりました。
会場には命の大切さを呼びかける啓発パネル10枚が掲示されたほか、相談窓口をまとめたパンフレットなどが置かれています。
2024年、岡山市内で自殺した人は99人と、23年と比べて減っていますが、物価高騰に伴う経済状況のひっ迫などから働き盛りの世代となる40代、50代の割合が高くなっています。
市は、悩んでいる人への声かけなどを行う「ゲートキーパー」が自殺防止につながるとして普及を呼びかけています。
(岡山市保健所健康づくり課 作野祐子担当課長)
「岡山市の自殺の現状などを知ってもらうのが第一。身の回りの人のちょっとした変化にも気付いて、声をかけたり手を差し伸べたりしてほしい」
このパネル展は9月11日まで開かれ、16日までは自殺予防週間として各地で啓発活動が行われます。悩み相談は下記の番号などで受け付けています。
【岡山いのちの電話】
086-245-4343(24時間)