先月18日、愛媛県今治市の住宅などで男性を監禁しけがをさせた罪で、松山地方検察庁は8日付で造船工の男2人を起訴しました。
また、同じ容疑で逮捕されていたほかの男性2人は不起訴処分となっています。

逮捕監禁致傷の罪で起訴されたのは、今治市蒼社町の造船工 藤岡 直登被告(26)と今治市南高下町の造船工 窪田 郁也被告(35)の2人です。
起訴状などによりますと、両被告は先月18日午前1時頃、ほかの2人と共謀し西条市の男性(27)の両手足や両目、口などをテープで縛り車のトランクなどに閉じ込めました。
そして道中、男性の顔や体を殴ったり蹴ったりする暴行を加えながら、今治市内の藤岡被告の自宅に連れて行き、室内の椅子に緊縛。
男性が救助されるまで、計10時間に渡って監禁し全身打撲など全治2週間のけがをさせた罪に問われています。

松山地検は両被告の認否を明らかにしていません。

一方、同じ容疑で逮捕・送検されていた今治市の会社員の男性(20)と溶接工の男性(28)は「証拠関係に照らした」として不起訴処分となっています。

藤岡被告らと被害男性は知人で、捜査関係者によりますと両者の間には金銭トラブルがあったということです。

テレビ愛媛
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