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プレスリリース配信元:株式会社Oshicoco
SNS総フォロワー11万人の「推し活応援メディア」を運営する株式会社Oshicocoは、株式会社TimeTreeと「シニア推し活」に関する、コラボレーションリリースを発表いたします。
■コラボリリースの概要
■コラボリリースの概要この度、株式会社Oshicocoは「若年層から見るシニア推し活」に関する調査を実施いたしました。本調査により、若年の推し活層(ここではシニア層=60代以上よりも下の世代を指す)が、「シニア層の推し活についてどのように感じているのか」そして「シニア層との推し活を通じたつながり」の実態が明らかになりました。
なお、今回コラボレーションした株式会社TimeTreeでは10~70代の世代間比較からシニア層の推し活実態を明らかにする調査を実施しています。TimeTreeによる調査レポートの詳細は、下記ボタンよりご参照ください。
TimeTreeの調査リリースはこちら☜
■調査概要
■集計期間|2025年8月19日(火)~8月28日(木)■調査媒体と対象者
Instagram「推し活応援メディアOshicoco」をフォローしている推し活層(全国10代~30代の男女)
■有効回答数|1089名
10代:381名
20代:577名
30代:131名
★本調査は株式会社Oshicocoの調査サービス『推しペディア』を活用しました。
『推しペディア』とは?
■若年層の「シニア推し活」への印象について
Q.「シニア層の推し活」について、印象に最も近いものを選んでください。
本調査では、シニア層の推し活について「素敵だと思う」と答えた人が約8割にのぼり、さらに「若者だけがやるものだと考えていたが、良いことだと思う」という回答も含めると、実に9割以上がポジティブな印象を持っていることが分かりました。もともと若者文化とされていた推し活ですが、今や世代を超えて楽しまれるカルチャーへと進化し、固定概念を覆しています。
また、ネガティブな回答がごくわずかであったことから、推し活は年齢を問わず共通の楽しみとして広がり、家族や世代間コミュニケーションのきっかけになる可能性が高いと考えられます。
■若年層の周りにいる「シニア推し活層」に関する調査について
Q.周りに推し活をしている「シニア層」はいますか?
約3人に1人(32%)が「身近に推し活をしているシニア層がいる」と回答しました。この結果から、シニア層の推し活はまだ“多数派”とは言えないものの、一定の存在感を持ちはじめていることが分かります。一方で、身近にいない(68%)という回答が過半数を占めることから、推し活をしているシニア層は今後さらに広がっていく余地が大きいと言えるでしょう。
▼ここから下の調査では、周りに「シニア推し活層がいる」と回答した方に限定してアンケートを実施しています。
Q.その方(シニア推し活層)はどんなジャンルで推し活をしていますか?

シニア層の「推しジャンル」関する調査では、「アイドル(J-POP/K-POPなど)」が49%と、約半数で圧倒的多数を占めました。続いて「アーティスト」が13%、「俳優・女優」が12%で、従来シニア層に多いとされた「演歌歌手」(9%)を上回る結果となっています。SNSや配信サービスのといったメディア媒体の普及により、シニア層にも現代的な推し文化が浸透していることが分かります。
TimeTreeが実施した調査では「スポーツ」を推すシニア層が最多という結果になっていますが、これは、調査対象の違いが影響していると考えられます。
今回、TimeTreeの調査は「シニア本人」への回答を集めていますが、Oshicocoの調査は「若年層が知るシニアの推し活」について尋ねています。そのため、アイドルを中心に推し活を行う若年層の認識が反映され、「アイドル」推しの割合が高く出たとみられます。
また、自由記述式で具体的に推しているものについて調査したところ、それぞれのジャンルで様々なグループ・個人の名前が寄せられました。その中でも、アイドルでは「SnowMan」、スポーツでは「阪神タイガース」が回答として多く集まりました。
■シニア層&若年層の「推し活」
Q.「シニア層」と一緒に推し活をしたことはありますか?
このアンケートには、約3人に2人(65%)が「シニア層と一緒に推し活をしたことがある」と回答しました。この結果から、「推し活」は同世代間だけで行うものではなく、世代を超えても共有できることが読み取れます。回答した推し活層からは、「一緒にアイドルのコンサートに行った」「野球観戦に行っている」「ライブは大変なので、家で一緒に配信を見ている」といったシニア層との推し活のエピソードが寄せられました。
Q.推し活を通じて「シニア層」と話す機会が増えた経験はありますか?

「推し活」を通じてシニア層と話す機会が増えた経験が「ある」と答えた推し活層は、全体の8割以上にのぼりました。通常、年代が離れると共通の話題を見つけるのは難しくなります。しかし、「推し活」という共通の趣味が、そのギャップを埋める架け橋となっています。好きなアーティストや作品を語り合うことで、異なる世代の間に自然なコミュニケーションが生まれ、会話が弾むきっかけになっているようです。
■若年層の考える将来の推し活について
Q.あなたはシニア層になっても、推し活を続けたいですか?
最後に、シニア層(60代以上)になっても「推し活」をしていたいか、と質問したところ、全体の9割の推し活層が「推し活を続けたい」と回答しました。この結果によって、推し活が、”一過性のブーム”ではなく、“生涯楽しめる文化”として定着していくことが期待されます。
さらに「推し活をシニア層になっても続けたい」と回答した理由として多くあげられたのは、「生きる力になっているから」「推し活によって生活が豊かになっているから」といった意見でした。これにより、若年層の推し活層にとって「推し活」は『人生の満足度を高めてくれる存在』として位置付けられていることが読み取れます。
■考察・まとめ
調査の結果、「シニア層の推し活」は若者からもポジティブに受け止められていることが分かりました。生活のハリや生きがいとなるだけでなく、推し活を通じて家族や親族との会話が増えたという声も多く寄せられています。
このように、年齢にとらわれない「推し活」は、単なる趣味の枠を超え、世代をつなぐ新しいコミュニケーションの形になりつつあります。今後も、推し活はライフステージを超えて広がり、多様な世代にとって日常を彩るカルチャーであり続けるでしょう。
■代表コメント
株式会社Oshicoco
代表取締役|多田夏帆今回のOshicocoの調査結果から、シニア世代が推し活をしていることはもちろん、シニアの推し活が「生活のハリや生きがい」として若年層からも前向きに受け止められていることが分かりました。
実際に、アイドルやアーティストなどの推し活を楽しむ姿が、世代を超えた新しい日常風景になりつつあります。 さらに注目すべきは、若年層の9割が「自分がシニアになっても推し活を続けたい」と答えている点です。推し活は単なる趣味ではなく、人生を通じて自分を元気づける存在と捉えられています。企業が推し活文化と向き合う際には、若者だけの消費行動と捉えるのではなく、ライフステージを超えて広がる価値観として施策や企画を設計することが重要です。
株式会社TimeTree

代表取締役社長|深川泰斗今回のOshicocoさんの調査結果は、私たちが実施したシニア推し活調査と見事に呼応する内容でした。私たちの調査では60代の多くが推し活を実施していることが分かりましたが、Oshicocoさんの調査により、この現象が若者からも温かく受け入れられていることが明らかになりました。約3人に1人の若者が身近にシニア推し活層がいて、8割が推し活を通じて会話が増えたという結果は、推し活が家族や地域コミュニティを結ぶ新しい共通言語になっていることを示しています。実際私たちの調査でも、親子や祖父母と孫が一緒に推し活を楽しむ実態が明らかになっており、世代を超えた新しいコミュニケーションの手段として機能していることを実感しています。TimeTreeとしても、こうした世代を超えた推し活文化の広がりを心から応援していきたいと思います。
■株式会社Oshicocoについて

弊社は"推し活”女子をターゲットに、オタク領域でオンラインストア・メディア運営を実施しております。また、企業様向けにオタク企画プロデュースやコンサルティングを行っております。

■株式会社TimeTree(英語表記:TimeTree, Inc.)について


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