自民党は次の総裁を選ぶ選挙を、国会議員に加え党員による投票も行う、いわゆる「フルスペック型」で実施することを正式に決めました。
自民党・森山幹事長:
全国の党員・党友の皆さまの声を直接反映する総裁の公選、いわゆるフルスペックの選挙を通じて新たな総裁を選出することが最も望ましい。
自民党は9日午前11時から総務会を開き、全国の自民党員・党友が投票する「フルスペック型」と呼ばれる方式で総裁選を行うと正式に決めました。
これにより総裁選は、国会議員票295と党員票295を合わせた590票をめぐって争われることになります。
国会議員票と同じ数で全国の党員・党友の意向を反映するため、知名度が高く党員に人気のある候補が有利になるとの見方もあります。
自民党は午後2時から選挙管理委員会を開き、9月22日に告示し、国会議員の投票は10月4日に行う方向で最終調整する方針です。