日本最大のビジネス街、東京・丸の内エリアが丸ごと働く人の健康をサポートするイベントの会場になりました。

ビルの中でパターゴルフに、街中でフラフープ。
8日から東京の大手町・丸の内・有楽町エリアで始まったのは、「まちまるごとウェルネスウィークス」です。

自社オフィスだけでは実現しにくいことを、“まちまるごと”でサポートする三菱地所のワークプレイス構想の一環で、働く人を中心に“スキマ時間”に気軽に“ウェルネス体験”をしてもらうことが目的です。

オフィスなどが入った複合ビルではパターゴルフ体験ができる他、街中ではフラフープや縄跳びで体を動かす「ちょいウェル」も体験できます。

さらに街中を歩いていくと、デバイスがその日の体調などを診断し一人一人に合ったカフェイン量のコーヒードリップを無料で提供。

他にも、第二の心臓と呼ばれるふくらはぎを一気に冷やすウェルネス機器。

マイナス120度まで温度が下がる、超低温技術を活用し新陳代謝の向上や筋肉疲労の回復を促します。

たくさん動いて、歩いて、体験した後はちょっとひと休み。

2025年4月に企業間シェアリング事業としてオープンした、シェア休養施設「とまり木」。

最新機器を使った仮眠やマッサージを提供するだけでなく、常駐するトレーナーの指導によるストレッチや、利用者の体の状態に合わせた疲労回復や活力アップのメニューを提案します。

三菱地所は街のさまざまな企業と協力することで“新たな価値を生み出す街づくり”を目指しているといいます。

三菱地所 エリアマネジメント事業部統括・髙田梓さん:
(このイベントを通して)企業が知り合ってつながることで新たなアイデアを見つけたり、そこからビジネスに発展することもあると思う。ご近所同士のつながりというか、そういったことを感じてもらうことで通勤やこの街に来ることが楽しくなってもらえればと思う。