聴覚に障害がある人たちが参加するスポーツの国際大会「デフリンピック」への関心を高めてもらおうと8日、秋田市の聴覚支援学校で、デフバスケットボール元日本代表の選手によるスポーツの体験会が行われました。
秋田市の聴覚支援学校を訪れたのは、デフバスケットボール競技の元日本代表で、現在は男子日本代表のチームリーダーを務める秋田・横手市出身の石川友正さんです。
小学部から高等部の児童生徒11人が参加し、はじめに石川さんが、好きなことをやり続けることの大切さを伝えました。
デフバスケットボール男子日本代表チームリーダー・石川友正さん:
「好きなことを一生懸命やっていれば大きな夢が現れるかもしれないので、夢を持つことを目指して頑張ってほしい」
このあと子どもたちはデフバスケットボールに挑戦し、視線のやりとりでコミニュケーションを交わしながらスポーツを楽しみました。
参加した生徒は「みんなで一緒にバスケをプレーすることができて楽しかった」「日本代表の石川選手に会えてうれしかった。将来はバスケットボールの選手になりたい」と話していました。
デフリンピックは11月に東京を中心に開催されます。