秋の夜空を彩った幻想的な天体ショーです。
8日未明、満月が地球の影にすっぽり隠れてしまう「皆既月食」が県内でも観測されました。
皆既月食が観測されたのは約3年ぶりです。
8日午前1時30分、宮崎市の中心市街地で捉えた満月です。
上の方から少しずつ欠け始めているのが分かります。
約30分後、満月は半分が欠けた状態に・・
そして午前2時30分、月が完全の地球の影に隠れます。
赤銅色に染まった幻想的な満月が秋の夜空に浮かび上がりました。
この現象は「皆既食」といわれ、約1時間20分間続きました。
そして月が西に傾き始めた午前4時前、再び太陽の光が当たり始め、約1時間かけて満月に戻りました。
次に日本で皆既月食が観測できるのは来年の3月3日ということです。